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カテゴリー:三叉神経痛

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三叉神経痛の原因
■三叉神経痛とは

三叉神経痛とは、顔の神経をつかさどる三叉神経に何らかの異常が生じ、その感覚の領域に主に発作的に電撃痛や焼け火箸を突き刺されるような痛みを生じる病気である。三叉神経はその名の通り、3つの枝に分かれている。第1枝は上まぶたから額、前頭部に分布し、第2枝は下まぶた、頬、上唇、鼻、上歯列などに分布、第3枝は下顎、舌、、外耳、下歯列などに分布している。おかされている神経の枝によって、神経の分布している範囲に神経痛の症状が出る。第3枝がおかされるものが最も多いと言われている。

◇三叉神経の3つの神経
三叉神経は脳神経のなかで最も大きな神経です。その名の通り、眼神経、上顎神経、下顎神経の三つの知覚神経に分かれている。なお、下顎神経は運動神経も入っている。

・眼神経
眼神経は眼窩を通り抜けて前方へ走り、眼球、結膜、上眼瞼、涙腺神経、前頭部、鼻背の皮膚、鼻腔前部、などの感覚性に支配する。
・上顎神経
上顎神経は翼口蓋窩へ入り、上顎の歯、頬の皮膚、上顎洞、口蓋と上唇の粘膜、、頬粘膜、眼窩下神経などを感覚性に支配する。
・下顎神経
下顎神経は三叉神経の中で最も大きな枝で、卵円孔を貫き、側頭下窩に現れ、側頭部の皮膚、頬後部の皮膚、下歯、歯肉、下の前三分の二、下唇の粘膜など感覚性に支配する。咀嚼筋などを支配する運動性を線維もふくむ。

三叉神経痛自体で命をとられるということはないが、この神経痛は激烈なことが多く、三叉神経痛が原因でひどいうつ状態になったり、食事ができなくて体力の消耗をきたしりすることもある。痛みの生じる頻度と持続時間は変動するが、時とともに増悪傾向を示すことが知られている。


■三叉神経痛の原因

・三叉神経痛の原因-血管の圧迫
突発性の三叉神経痛は原因がはっきりとしていない。ただ、現在のところ最も有力な説は血管による神経の圧迫ではないかという説がある。いづれにしても、まずは専門医の診察・検査等が必要になる。

・三叉神経痛の原因-ウイルス感染
ヘルペスウイルス(ヘルペスウイルスは、一般成人の多くの人が保有しているウイルス)は三叉神経節に進入し、角膜や口内の神経支配域に運ばれる。そこに感染を起こして、角膜炎や口内炎を起こしたりする。
ヘルペス感染は再発する傾向が大きく、治りにくい病気である。また、三叉神経の皮膚支配域では、顔に痛みが出現し、数日後に赤く湿疹ができて、水泡が出現する。

・三叉神経痛の原因-炎症
炎症の原因は様々だが、外傷や感染、代謝異常、中毒、膠原病等が原因となるものが多い。三叉神経も炎症を起こすと、三叉神経の異常が出てくる。

・三叉神経痛の原因-腫瘍による圧迫
腫瘍によって三叉神経痛の異常が出る事があります。腫瘍の場所によって症状は異なるが、脳腫瘍や三叉神経にできる腫瘍、またはその周辺におきて三叉神経に影響を及ぼす物がある。いずれにしても、神経を圧迫して症状が出てくる。
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